家族と自家用車で、和歌山県の白浜温泉へ行きました。季節は春先の2月の終わり位で、目的は温泉巡りでした。温泉に入るなら絶対に冬が良いのですが、寒くて露天風呂に入るのはつらいかもしれないし、自分はすぐに風邪で熱が出ることもあるので春先にしました。せっかく宿を予約しても熱が出てしまうとキャンセルしてしまうのも悲しいので。
高速を降りてから10分程度の場所に三段壁洞窟と言う洞窟があり、駐車施設に停車させて見に行きました。平安時代に源平合戦で知られる熊野水軍が船を隠したという伝説が残る洞窟でパワースポットとしても有名らしいです。展望台からの景色も美しく吸い込まれるような感覚です。波しぶきを撮影したくてなんども試しましたが、スマホでの撮影はなかなか難しかったです。
他にも観光場所としてフィッシュマーケットという魚を卸している市場にも寄りました。ちょうどついたのが10時くらいだったので食事を取るために寄ったのですが、売られている魚を届けてくれるサービスもあり、数種類選んで購入しました。
海鮮丼とシラス丼を食べたのですがイクラの他イカ、ハマチなどが入っているものを家族が食べ、私はシラス丼を食べました。さすが、海がすぐそこですのでシラスは生で、とても新鮮でしょうがと合わせていただきました。生のシラスを食べたことは無かったのですが、くさみはなく魚自体の甘みみたいなものがあり、浜上げにすると塩見が増すのは湯がく際の塩が理由であると店員さんが教えてくれました。
京都大学白浜水族館と言う大学が主催する水族館にも行きました。この水族館は、約500種類の生物が展示されていて、生物を観察しながら学べます。教授が自らツアーや観光として訪れた方々に講義をしてくれるのが有名らしく、その講義を聞いたのですが、無脊椎動物に関するお話でしたが大の大人でも分らない位難しい抗議でした。
しかし、結構詳しい子供がいて、教授が「失礼だが君の名は」と聞いて、「将来的にこの大学に入ることを検討してくれているのか」など、勧誘していて笑ってしまいました。何故その子供が無脊椎動物にくわしいのかと言うのも、面白いお話でして、骨が無いのにも拘らず何故脳などを守れるのかが気になったらしく、タコを切り刻んで分解したことがあったらしいんですが、ゆでられたタコであるため何処が脳みそであるか分らなかったため、自分で調べるのは諦め、本などを読んで学習しようと考えたと教授にマイクで話していました。それを聞いた教授は、「何ともほしい人材だ」と言っていました。
温泉街には足湯などもあるので、海を見ながら楽しむことができます。水着を着たまま入れる露天風呂などもあるので色々試せます。アドベンチャーワールドもパンダ好きなら絶対に行くことをおススメします。上野動物園とは違い、豊かな自然ときれいな空気の中でのびのび暮らす可愛いパンダたちに癒されます。
また、温泉街はとても安全なのですが、そこから離れて漁港エリアに行くと走り屋みたいな方々が昼間でも大人数が車でうろついていたことが少し気になりました。こちらの車はSUVですがそれを踏まえてもスポーツカーでは速さではこちらが劣ります。その為追いかけ回されないかと心配でした。結局何もなかったのですが、あまり良い印象は持てませんでした。
また、観光地のはずなのにお手洗いが整備されていないのが謎で困ったポイントです。例えば汲み取り式のようなトイレが簡易で設置されていることはあっても、水洗式のお手洗いが無かったりと結構困ることがありました。温泉街でも結構水洗式トイレは無くくみ取りがあり困りました。外国の観光客などをもっと呼ぶためにももう少し整備が必要ではないかと感じました。